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Raspberry Pi 5でのWD Blue SN550対応

rpi-eepromパッケージの更新とWD Blue SN550対応

今朝気がついたら、Raspberry Pi 5用のrpi-eepromパッケージが更新されていました。ブートローダーのバージョンを見ると、2024年2月16日版になっています。初期状態では、2023年12月6日版でしたから約2ヶ月振りで更新されたことになります。

参考Raspberry Pi 5がやって来た

そこで、リリースノートを見ると2024年1月24日付で次の記述がありました。

2024-01-24: NVMe boot fix for WD NVMe (latest)
* Add a workaround for an issue seen when booting with WD Blue SN550 NVMe SSD

「WD Blue SN550で起動時の問題の回避策を追加」しているとあります。

現在のEEPROMバージョンの確認と更新

現在のEEPROMバージョンは、次のコマンドで確認することができます。

$ vcgencmd bootloader_version
2024/02/16 15:28:41
version 4c845bd37c8a7c7ff79173cdc50dd3facf63996f (release)
timestamp 1708097321
update-time 1709080571
capabilities 0x0000007f

ここで、2024年2月16日版でない場合にはパッケージを更新して再起動してみます。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade -y
$ sudo reboot

手動でバージョンを確認して更新するためには、次のようにrpi-eeprom-updateコマンドを実行することもできます。

$ rpi-eeprom-update
*** UPDATE AVAILABLE ***
BOOTLOADER: update available
CURRENT: 2024年 1月 5日 金曜日 15:57:40 UTC (1704470260)
LATEST: 2024年 2月 16日 金曜日 15:28:41 UTC (1708097321)
RELEASE: default (/lib/firmware/raspberrypi/bootloader-2712/default)
Use raspi-config to change the release.

この例では、現在のバージョンが2024年1月5日版ですが、最新の2024年2月16日版に更新することができるとなっています。

実際に更新するためには、rpi-eeprom-updateコマンドを次のように実行してから再起動します。

$ sudo rpi-eeprom-update -a
*** PREPARING EEPROM UPDATES ***

BOOTLOADER: update available
CURRENT: 2024年 1月 5日 金曜日 15:57:40 UTC (1704470260)
LATEST: 2024年 2月 16日 金曜日 15:28:41 UTC (1708097321)
RELEASE: default (/lib/firmware/raspberrypi/bootloader-2712/default)
Use raspi-config to change the release.
CURRENT: 2024年 1月 5日 金曜日 15:57:40 UTC (1704470260)
UPDATE: 2024年 2月 16日 金曜日 15:28:41 UTC (1708097321)
BOOTFS: /boot/firmware
'/tmp/tmp.2NSbHSXsrP' -> '/boot/firmware/pieeprom.upd'

UPDATING bootloader.

*** WARNING: Do not disconnect the power until the update is complete ***
If a problem occurs then the Raspberry Pi Imager may be used to create
a bootloader rescue SD card image which restores the default bootloader image.

flashrom -p linux_spi:dev=/dev/spidev10.0,spispeed=16000 -w /boot/firmware/pieeprom.upd
UPDATE SUCCESSFUL
$ sudo reboot

再起動後のバージョンを確認してみます。

$ vcgencmd bootloader_version
2024/02/16 15:28:41
version 4c845bd37c8a7c7ff79173cdc50dd3facf63996f (release)
timestamp 1708097321
update-time 1709080571
capabilities 0x0000007f

無事に2024年2月16日版に更新されています。

WD Blue SN550のブート

早速、NVMe HATにWD Blue SN550を接続して起動してみます。

無事に起動できましたから、hdparmコマンドでパフォーマンスを測定してみます。5回試行して最高と最低を除いた3回分の平均値が 443.11MB/secでした。

前回、KIOXIAのEXCERIA G2を使用した場合は、422.14MB/secでしたから、少し早くなっています。

さらに、PCIe 3.0でのパフォーマンスも測定してみました。こちらは、850.67MB/secでしたから、やはりKIOXIAの場合よりも早くなっています。というより、手持ちでは最速のSSDになっています。

参考Raspberry Pi 5のNVMeブート

WD Blue SN550のUSBブート

さらに、WD Blue SN550をUSB用のアダプターを使用してUSBブートで使用してみました。やはり、USBブートでも動作するようになっています。

そこで、このUSB接続でのパフォーマンスを見ると平均 374.37MB/secですから手持ちのものとしては最速のSSDとなりました。

参考Raspberry Pi 5のUSBブート

この結果を見ると、やはり手持ちではWD Blue SN550をメインで使おうかと思ったりしています。

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