CentOSからAlmaLinux、Rocky Linuxへ
CentOSのサポートが終了を迎えるにあたり、RHEL(Red Hat Enterprise Linux)互換のLinuxとして有名なものにAlmaLinuxとRocky Linuxがあります。
Rocky Linuxは、そのホームページに次の様に記載しています。「Rocky Linux は、Red Hat Enterprise Linux® とバグまで含めた100%の互換性を持つように設計されたオープンソースのエンタープライズオペレーティングシステムです。コミュニティによって集中的に開発されています。」また、「すべてはブログのコメントから始まりました」のページで紹介されている様に、「2020年12月8日のRed Hatの発表を受けて、CentOSの初代創設者であるGregory Kurtzer氏によって立ち上げられたプロジェクト」です。
また、ホームページの最初に、「Rocky Linux は、Red Hat Enterprise Linux® とバグまで含めた100%の互換性を持つように設計されたオープンソースのエンタープライズオペレーティングシステムです。」として紹介されています。
2020/12/08 CentOS Stream: Building an innovative future for enterprise Linux RED HAT BLOG
AlmaLinuxは、「永久に無料なEnterprise Linuxのディストリビューションで、長期的な安定性を重視して、安定したプロダクションレベルの製品を提供する。」また、「RHELとは、ABIの互換性を持つ」とされています。
ここで、AlmaLinuxがABI互換を持つようになるということは2023/07/13のブログで発表された方針となっています。
何よりもAlmaLinuxについては、日本のサイバートラスト社との協業と支援が発表されていることから安心感があります。
2023/05/23 サイバートラスト、米CloudLinux社と協業し、日本国内法人のAlmaLinuxユーザーを最長16年支援 PRTIMES
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