ここではRaspberry PiにインストールしたAlmaLinuxとRocky Linuxに、開発環境としてGo言語をインストールします。
Go言語のダウンロード
まずGo言語の公式ダウンロードページを開きます。
現在のStable versionが、1.21.1
になっていますが多くのプラットフォーム用のファイルが公開されています。
今回は、OSをlinux
としてArchはARM64
を選択しますから、ファイル名がgo1.21.1.linux-arm64.tar.gz
となります。
$ wget https://go.dev/dl/go1.21.1.linux-arm64.tar.gz
Go言語のインストール
インストールといってもダウンロードしたファイルを解凍して登録するだけです。ここで、以前のバージョンからアップグレードする場合には、以前のファイルを削除することにします。
$ sudo rm -fr /usr/local/go
$ sudo tar -C /usr/local -xzf go1.21.1.linux-arm64.tar.gz
$ rm go1.21.1.linux-arm64.tar.gz
また、登録後にはダウンロードしたファイルを削除しています。
Go言語用の環境変数とパスも設定しておきます。
$ vi ~/.bashrc
export GOPATH=${HOME}/go
export PATH=${HOME}/go/bin:/usr/local/go/bin:${PATH}
インストールしたGoのバージョンを確認してみます。
$ /usr/local/go/bin/go version
go version go1.21.1 linux/arm64
ここではフルパスで実行していますが、一旦ログインし直すか.bashrc
を読み直していればgo
だけで大丈夫です。