tee
コマンドを使用すると、指定したディレクトリー内のディレクトリーとファイルをツリー構造で表示します。
このtree
コマンドを使うためには、次のようにしてインストールします。
$ sudo dnf install tree
例えば、sshで使用する/etc/ssh
ディレクトリーの内容を表示すると次のようになります。
$ tree /etc/ssh
/etc/ssh
├── moduli
├── ssh_config
├── ssh_config.d
│ └── 50-redhat.conf
├── ssh_host_ecdsa_key
├── ssh_host_ecdsa_key.pub
├── ssh_host_ed25519_key
├── ssh_host_ed25519_key.pub
├── ssh_host_rsa_key
├── ssh_host_rsa_key.pub
├── sshd_config
└── sshd_config.d [error opening dir]
2 directories, 10 files
ここで、/etc/ssh/sshd_config.d
ディレクトリーは権限がないために読み取ることが出来なくてエラーになっています。このディレクトリーも表示するためにはsudo
で実行する必要があります。
以上、見てきましたようにtree
コマンドを使えばディレクトリーとファイルをツリー構造で表示してくれるために視覚的にも理解し易くなって便利です。